泣いてミルクが飲めない赤ちゃんを落ち着かせるグッズまとめ

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泣いてミルクが飲めない赤ちゃんを落ち着かせるグッズまとめ

結論からお伝えします。
赤ちゃんが泣いてミルクを飲めないときは、「泣きの原因」を減らしつつ、興奮をやわらげるグッズを組み合わせることで、哺乳瓶拒否・ミルク拒否が改善することがあります。特に、音・光・姿勢・温度・安心感の5つを整えると、赤ちゃんが落ち着きやすくなります😊

「泣きすぎて乳首をくわえない」
「飲み始めたのに途中でギャン泣き」
「哺乳瓶を見るだけで泣く」
…こうした状況が続くと、パパ・ママも心が折れそうになりますよね。

この記事では、0〜12ヶ月の赤ちゃんを対象に、泣いてミルクが飲めないときに役立つ“落ち着かせグッズ”を、目的別にわかりやすくまとめました。
さらに、ミルク拒否・哺乳瓶拒否が起こる背景(原因)と、今日からできる対策、受診の目安もやさしく解説します。

まず全体像を整理したい方は、こちらの総合ページも便利です。
ミルク拒否ガイド【保存版】|原因・対策・哺乳瓶選び・月齢別サポートまとめ

  1. 泣いて飲めないのはなぜ?|ミルク拒否・哺乳瓶拒否の“よくある原因”
  2. 先にこれだけ|「泣き」を落ち着かせる基本の順番
  3. 【一覧】泣いて飲めないときに役立つ“落ち着かせグッズ”比較表
  4. グッズ① ホワイトノイズ(音)|興奮が強い子に“効きやすい”定番
  5. グッズ② スワドル(おくるみ)|モロー反射で泣きが増える子に
  6. グッズ③ 授乳クッション|「姿勢が合わず泣く」を減らす
  7. グッズ④ 授乳ライト(暗めライト)|「刺激が強くて泣く」を減らす
  8. グッズ⑤ 抱っこ紐(密着タイプ)|安心感+揺れで落ち着く子に
  9. グッズ⑥ おしゃぶり|吸うことで落ち着き、飲む準備が整うことも
  10. グッズ⑦ 歯固め(カミカミ)|噛みたい欲求で哺乳瓶を拒否する子に
  11. グッズ⑧ げっぷ補助(ガーゼ・タオル)|お腹の不快で泣くタイプに
  12. 「グッズだけ」だと難しいときに効く“環境セット”
  13. よくある失敗パターン|泣きが強いときほど避けたいNG対応
  14. 月齢別|泣いて飲めないが増えやすい時期と“効きやすいグッズ”
  15. 「今日からできる」実践セット|おすすめ組み合わせ3パターン
  16. 病院を受診した方がよいサイン
  17. 【医療者コメント】医師・産婦人科看護師より🌸
  18. 育児に取り組むパパ・ママへ🌼
  19. この記事が役に立ったら、他の記事も参考にしてみてくださいね。

泣いて飲めないのはなぜ?|ミルク拒否・哺乳瓶拒否の“よくある原因”

赤ちゃんが泣いてミルクを飲まないとき、「ミルクが嫌いなのかな?」と思いがちですが、実際は原因が1つとは限りません。
多くの場合、不快(イヤ)+興奮(落ち着かない)が重なって、「飲めない状態」になっています。

  • 空腹ではない(空腹サインが弱い/間隔が短い)
  • 眠い(眠気が限界で飲めない/逆に眠気が浅くて集中できない)
  • 興奮している(刺激が多い/泣きが加速して止まらない)
  • 授乳環境が合わない(光・音・匂い・姿勢・温度)
  • 乳首や哺乳瓶が合わない(流量・形・素材の違和感)
  • お腹の不快(げっぷが出ない、ガスが溜まる、反り返り)

原因の整理は、こちらの記事が役立ちます。
ミルク拒否の原因一覧
授乳環境(匂い・姿勢・温度)の影響
興奮しやすい赤ちゃんのミルク拒否

先にこれだけ|「泣き」を落ち着かせる基本の順番

グッズを使う前に、成功しやすい流れを共有します。泣きが強いときほど、いきなり哺乳瓶を入れても逆効果になりやすいです。

  1. まず刺激を減らす(暗め・静か・匂い少なめ)
  2. 抱っこで呼吸を整える(縦抱き・背中トントン)
  3. 落ち着きグッズを追加(ホワイトノイズ、スワドルなど)
  4. 泣きが弱まったら授乳(姿勢・角度・温度を整える)

「泣きすぎて飲めない」場面の具体的な対処は、こちらも参考になります。
泣きすぎてミルクを飲めないときの落ち着かせ方

【一覧】泣いて飲めないときに役立つ“落ち着かせグッズ”比較表

「どれを買えばいいの?」がすぐ分かるように、目的別にまとめました。
赤ちゃんのタイプによって合う・合わないがあるので、まずは手元にあるもので代用→必要なら購入がおすすめです。

グッズ 主な目的 目安月齢 メリット 注意点
ホワイトノイズ/音(アプリ・マシン) 興奮を下げる 0ヶ月〜 即効性が出やすい 音量は小さめ/近すぎない
スワドル(おくるみ) モロー反射を抑える 0〜4ヶ月目安 抱っこが安定しやすい 暑さ・股関節の動きに配慮
授乳クッション 姿勢を安定 0ヶ月〜 乳首が深く入りやすい 高さが合わないと逆に飲みにくい
授乳ライト(暗めライト) 刺激(光)を減らす 0ヶ月〜 夜間の覚醒を減らす 明るすぎると逆効果
抱っこ紐(密着タイプ) 安心感+リズム 0ヶ月〜(製品条件による) 落ち着きやすい 首すわり前は装着に注意
おしゃぶり 吸啜(きゅうてつ)で鎮静 0ヶ月〜 泣きのスイッチを切りやすい 嫌がる子も/依存が気になる場合は調整
歯固め(カミカミ) 口のむずむず緩和 3〜4ヶ月〜 噛みたい欲求の逃げ道 授乳直前は興奮する子も
げっぷ補助グッズ(タオル等) お腹の不快を減らす 0ヶ月〜 吐き戻しや苦しさの軽減 強く叩かない

ここからは、各グッズを「どう使うと授乳に繋がりやすいか」まで詳しく解説します。

グッズ① ホワイトノイズ(音)|興奮が強い子に“効きやすい”定番

赤ちゃんは、大きな泣き声の最中だと呼吸が浅くなり、飲む準備ができません。
そこで役立つのが、ホワイトノイズなどの「一定の音」です。外の刺激をマスクして、興奮を下げる働きが期待できます。

使い方のコツ

  • 赤ちゃんの耳元ではなく、少し離れた位置で流す
  • 抱っこ+背中トントンなど、リズムと組み合わせる
  • 泣きが弱まったら、授乳へ移行(長時間つけっぱなしにしなくてもOK)

こんなときにおすすめ

  • 泣きが激しく、あやしても加速する
  • 環境刺激(生活音)で泣きが増える
  • 寝る前や夕方に崩れやすい

「興奮しやすい」タイプのミルク拒否は、こちらも参考になります。
興奮しやすい赤ちゃんのミルク拒否

グッズ② スワドル(おくるみ)|モロー反射で泣きが増える子に

新生児〜低月齢では、モロー反射(びくっと手足が広がる反射)で自分の動きに驚き、泣きが強くなることがあります。
スワドルはこの反射をやわらげ、抱っこや授乳姿勢を安定させやすくします。

※モロー反射:赤ちゃんが驚いたときに手足を広げる反射。成長とともに自然に弱まっていきます。

メリット

  • 泣きの勢いが弱まりやすい
  • 体がまとまり、乳首をくわえやすくなる
  • 寝落ちしやすい子の“ねんね飲み”にも繋げやすいことがある

注意点(安全面)

  • 暑くなりすぎないように調整(汗・熱感)
  • 股関節が無理に伸びない巻き方にする
  • 寝返りが始まったら使用方法を見直す(製品説明に従う)

眠気のタイミングで拒否する子は、こちらも参考になります。
眠気のタイミングでミルクを拒否する理由

グッズ③ 授乳クッション|「姿勢が合わず泣く」を減らす

泣いて飲めない原因が「空腹」ではなく、姿勢の不快ということもあります。
授乳クッションは、赤ちゃんの体を安定させ、乳首が深く入る角度を作りやすいのが強みです。

チェックポイント(合っていないサイン)

  • 乳首をくわえる前から反り返る
  • 抱っこするとすぐ泣く(抱っこ拒否)
  • 飲み始めてもすぐ離して泣く

抱っこや反り返りが強い場合は、こちらの記事も役立ちます。
抱っこを嫌がる・反り返るときの授乳拒否

角度調整の具体例はこちら。
飲みやすくなる抱き方・角度

グッズ④ 授乳ライト(暗めライト)|「刺激が強くて泣く」を減らす

赤ちゃんは光や人の気配でも興奮しやすく、特に4ヶ月以降は周囲が気になって集中できないことがあります。
授乳ライトは、部屋の照明をつけずに手元が見える程度の暗めの光を作り、刺激を減らすのに役立ちます。

向いているケース

  • 夜間授乳で覚醒して泣く
  • 部屋を明るくすると飲まない
  • 授乳中に周りを見て飲めない

「周りが気になって飲まない」は、月齢の発達要因が絡むことも多いです。
授乳中に周りを見て飲まない理由

グッズ⑤ 抱っこ紐(密着タイプ)|安心感+揺れで落ち着く子に

赤ちゃんが泣き止まないとき、抱っこで腕が限界…という場面は多いですよね。
抱っこ紐は、密着と一定のリズムで落ち着きやすく、泣きの勢いを弱める助けになります。

使い方のコツ

  • 泣きが強いときはまず抱っこ紐で落ち着かせる(授乳は別フェーズに分ける)
  • 落ち着いたら静かな場所へ移動して授乳
  • 首すわり前は製品の適応と装着方法を必ず守る

「ミルク前のルーティン」を作ると、落ち着きやすい子も多いです。
ミルク前のルーティン作り(赤ちゃんを落ち着かせる方法)

グッズ⑥ おしゃぶり|吸うことで落ち着き、飲む準備が整うことも

おしゃぶりは賛否が分かれますが、「泣きが強すぎて飲めない」場面では、短時間の使用が助けになることがあります。
赤ちゃんは吸啜(きゅうてつ)=吸う動きで落ち着きやすく、呼吸が整うと哺乳瓶を受け入れやすくなることもあります。

※吸啜:乳首やおしゃぶりなどを吸う動き。赤ちゃんが落ち着くための本能的な行動です。

おすすめの使い方(授乳につなげる)

  • 泣きがピークのときに短時間だけ使う
  • 呼吸が整って落ち着いたら、ミルクへ切り替える
  • 嫌がる子には無理に使わない

注意点

  • 「毎回ないと無理」になりそうなら、頻度を調整する
  • 眠気の強い時間帯は、そのまま寝落ちすることもある(それでもOKな日も)

「眠い・空腹の合わせ方」を整えると、泣き自体が減ることがあります。
昼寝と授乳サイクルの整え方|ミルク拒否・哺乳瓶拒否を減らす「眠気と空腹」の合わせ方

グッズ⑦ 歯固め(カミカミ)|噛みたい欲求で哺乳瓶を拒否する子に

3〜4ヶ月以降、「哺乳瓶の乳首を噛むだけで飲まない」という相談が増えます。これは、歯ぐきのむずむずや、噛む発達が進むことで起こることがあります。
歯固めは、噛みたい欲求の出口として役立つ場合があります。

ただし、歯固めで興奮が上がる子もいるので、授乳直前よりは「授乳の少し前」に試すのが無難です。

噛むだけで飲まない原因はこちら。
哺乳瓶を噛むだけで飲まないときの原因

グッズ⑧ げっぷ補助(ガーゼ・タオル)|お腹の不快で泣くタイプに

泣いて飲めないとき、「空腹」ではなくお腹の張りが原因のこともあります。
げっぷが出ない、空気を飲みやすい、ガスが溜まりやすい赤ちゃんは、授乳前から不機嫌になりやすいです。

おすすめの組み合わせ

  • 授乳クッションで姿勢を安定
  • 飲むペースをゆっくりにする
  • 途中でげっぷ休憩を挟む

げっぷの具体的なコツはこちら。
げっぷが出にくいときの対処法

「グッズだけ」だと難しいときに効く“環境セット”

グッズの効果を最大化するには、環境調整がセットです。おすすめはこの3点です。

  • :暗め(授乳ライト)
  • :静か+ホワイトノイズ(一定の音)
  • 匂い:香水・柔軟剤・洗剤臭を避ける

環境が原因になっているケースは意外と多いです。
授乳環境(匂い・姿勢・温度)の影響

よくある失敗パターン|泣きが強いときほど避けたいNG対応

「早く飲ませたい」と思うほど、逆効果になりやすい行動があります。できる範囲で避けてみてください。

  • 泣いている口に哺乳瓶を押し込む(嫌な記憶が残りやすい)
  • 短時間でミルクや乳首を次々変える(赤ちゃんも腸も落ち着かない)
  • 明るい部屋・テレビの音など刺激の多い環境で続行する
  • 毎回長時間の格闘になってしまう(親の疲労が蓄積する)

NG対応をまとめた記事はこちら。
ミルク拒否中にやってはいけないNG対応

月齢別|泣いて飲めないが増えやすい時期と“効きやすいグッズ”

泣いて飲めない原因は、月齢によって変わります。時期に合う対策を選ぶと、改善しやすいです。

新生児〜1ヶ月:眠気・反射・環境の影響が大きい

  • おすすめ:スワドル、ホワイトノイズ、授乳クッション、授乳ライト
  • ポイント:飲ませるより先に「落ち着く」を作る

【0〜1ヶ月】新生児のミルク拒否|よくある原因・対処法・受診の目安

2〜3ヶ月:飲みムラ・途中で泣くが増える

  • おすすめ:ホワイトノイズ、授乳クッション、げっぷ対策
  • ポイント:飲むペース(休憩)とタイミング調整

【3ヶ月】遊び飲み・途中で泣く際の対処
飲み始めは飲むのに途中で泣く理由

4ヶ月:哺乳瓶拒否が増える・周りが気になる

  • おすすめ:授乳ライト(暗め)、ホワイトノイズ、ルーティン化
  • ポイント:刺激を減らす+短時間勝負

【4ヶ月】哺乳瓶拒否が増える理由と対策

5〜6ヶ月:離乳食開始で授乳優先度が下がりやすい

  • おすすめ:ルーティン作り、環境調整、マグ練習(個人差)
  • ポイント:食事・昼寝・授乳の流れを整える

【5~6ヶ月】離乳食開始後のミルク拒否と対処

「今日からできる」実践セット|おすすめ組み合わせ3パターン

どれを選べばいいか迷う方向けに、よくあるタイプ別の“セット”を作りました。

①興奮タイプ(泣きが加速して止まらない)

  • ホワイトノイズ
  • 暗めの授乳ライト
  • 抱っこ紐 or 縦抱き+トントン

②姿勢不快タイプ(抱っこで反り返る・くわえる前から泣く)

  • 授乳クッション
  • 角度の見直し
  • げっぷ休憩(途中で一度止める)

飲みやすくなる抱き方・角度

③眠気ぐずりタイプ(眠いのに飲めない)

  • スワドル(低月齢)
  • 暗めライト
  • 短時間で“ねんね飲み”を試す

ねんね飲みのやり方

病院を受診した方がよいサイン

泣いて飲めない日が続くと不安になりますが、次のサインがある場合は早めに相談しましょう。

  • 哺乳量が著しく減っている/飲めない状態が続く
  • おしっこが減る、口が乾くなど脱水が疑わしい
  • 体重が増えない
  • ぐったりして元気がない、発熱、嘔吐がある

受診の目安はこちら。
ミルク拒否で受診すべき症状
脱水症状の見分け方

【医療者コメント】医師・産婦人科看護師より🌸

産婦人科病棟看護師としての経験上、泣いてミルクが飲めないときは、まず赤ちゃんの興奮を下げて「飲める状態」を作ることがとても大切です。暗めの環境、一定の音、姿勢を安定させるクッションなどは、赤ちゃんによっては短時間で効果が出ることがあります。
哺乳量の低下が続く・おしっこが減る・体重が増えないなどがある場合、脱水や体調不良などの身体的な問題が潜んでいる可能性もあるため、気になる際には早めに医療機関へ相談してくださいね。

育児に取り組むパパ・ママへ🌼

泣き声を聞きながら授乳を続けるのは、本当にしんどいですよね。
それでも毎日向き合っているあなたは、十分にがんばっています。

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👉 目次:ミルク拒否ガイド【保存版】|原因・対策・哺乳瓶選び・月齢別サポートまとめ

🩺この記事の執筆・監修者

📌 執筆者:
元産婦人科看護師|第一子育児中の母
産前・産後ママたちを数多くサポート。看護師&育児経験を活かし当ブログの執筆・運営を担当🌸

📌 医療監修:
医師|第一子育児中の父
発達特性やメンタルヘルス領域が専門🌻
医学的な正確性・安全性(受診目安や表現の適切性)の確認を中心に当ブログを監修🌼  

※個別の診断・治療を提供するものではありません。必要に応じて医療機関へご相談ください。

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