完ミは月いくら?粉ミルク・液体ミルクのコスト比較と節約のコツ

混合育児・完全ミルク

完ミは月いくら?粉ミルク・液体ミルクのコスト比較と節約のコツ

結論から言うと、完ミ(完全ミルク)の月額は「粉ミルク中心ならおおむね1〜2万円台」「液体ミルク中心だと2〜4万円台以上」になることが多いです(飲む量・体重・月齢・ブランド・購入方法で大きく変わります)。

さらに、ミルク拒否・哺乳瓶拒否で“作ったのに飲まない”日が続くと、コスト面だけでなく気持ちも削られやすいですよね…。この記事では、粉ミルクと液体ミルクのコスト比較月齢別の目安の考え方今日からできる節約のコツ、そして飲まない時の対策(ムダを増やさない工夫)まで、まとめてわかりやすく解説します。


まず知りたい:完ミは月いくら?ざっくり相場

完ミの費用は、ざっくり「1日の総ミルク量」×「ミルクの単価」で決まります。

  • 粉ミルク中心:月 約10,000〜25,000円 が目安(飲む量が多い時期・大缶利用で変動)
  • 液体ミルク中心:月 約25,000〜50,000円以上 になりやすい(外出・夜間の“便利代”が乗る)
  • 併用(粉+液体):月 約15,000〜35,000円 くらいに収まることも多い

※上記はあくまで目安です。赤ちゃんの体格、授乳間隔、吐き戻し、離乳食の進み方、ミルク拒否(飲まない日)などで上下します。

「そもそも粉と液体って何が違う?」を先に整理したい方は、粉ミルクと液体ミルクの違いも参考になります。


粉ミルク vs 液体ミルク:コスト比較(わかりやすい目安表)

粉ミルクは1回あたりが安く、液体ミルクは手間が少ない代わりに高めになりやすいです。

項目 粉ミルク 液体ミルク(そのまま飲めるタイプ)
1回あたりの単価 比較的安い(まとめ買いでさらに下がる) 高め(“便利代”が含まれる)
作る手間 お湯→冷ます→溶かす→温度確認が必要 基本は開けて注ぐだけ(外出・夜間が楽)
ムダ(飲まない時) 少量ずつ作ればロスを減らしやすい 飲まないと“1本まるごと”ロスになりやすい
向いている場面 日常使い、コスト優先、量が安定している 外出、災害備蓄、夜間、ミルク作りがつらい時

ここから先は、「月いくらになるか」をより具体的にイメージできるように、計算方法と例を紹介します。


完ミの月額を自分で計算する方法(いちばん正確)

ステップ1:1日の総ミルク量(mL)を出す

まずはざっくりでOKなので、1日の総量(例:600mL、800mL、1000mL)を見積もります。

  • 哺乳瓶拒否・ミルク拒否がある場合は、「実際に飲めた量」「作った量」を分けて考えるとムダが見えます
  • 月齢によって増減します(離乳食が進むと減ることも)

月齢別の量の考え方は、必要なら月齢別ミルク量の目安まとめもどうぞ。

ステップ2:100mLあたりの単価を出す(ざっくりでOK)

厳密にやらなくても、目安として

  • 粉ミルク:100mLあたり 約35〜55円(缶の価格帯で変動)
  • 液体ミルク:100mLあたり 約90〜160円(容量・本数・ブランドで変動)

※「正確な単価」は購入している商品の価格・作れる総量で変わります。ここでは“ざっくり比較”を目的にしています。

ステップ3:月額を計算する(式)

月額(円)= 1日の総量(mL) × 30日 ×(100mLあたり単価)÷ 100


【例】1日800mL飲む場合の月額イメージ(粉/液体/併用)

1日800mLは、0〜6ヶ月ごろに多いボリューム感です(個人差あり)。

パターン 100mL単価(目安) 月のミルク量 月額(目安) こんな家庭におすすめ
粉ミルク100% 45円 800mL×30=24,000mL 約10,800円 コスト優先、日常の手間は許容できる
液体ミルク100% 130円 同上 約31,200円 夜間・外出が多い、作る余裕がない時期
粉7:液体3 (45円×0.7)+(130円×0.3)=70.5円 同上 約16,920円 基本は粉、しんどい時間帯だけ液体にしたい

「併用」は、家計とメンタルの両方を守りやすい選択肢です。特にミルク拒否・哺乳瓶拒否があると、作るたびに緊張してしまいがちなので、“楽できる回”を作ること自体が対策になることもあります。

ミルクの切り替えで飲まない・嫌がる場合は、ミルクを変更するタイミングと注意点も役立ちます。


コストを押し上げる“よくある落とし穴”

完ミの費用が想定より高くなるのは、だいたい次のどれかが原因です。

  • 飲みムラが大きく、作り直しが増える
  • ミルク拒否・哺乳瓶拒否で捨てる回数が増える
  • 外出や夜間に液体ミルクを多用している
  • 乳首サイズが合わず飲むのに時間がかかる→途中で嫌がる
  • 授乳のたびに泣いてしまい、授乳ストレスが増えて“楽な方法(=高コスト)”に寄りやすい

ミルク拒否の原因を整理したい方は、ミルク拒否の原因一覧を先に読むと、対策の優先順位がつけやすくなります。


今日からできる!粉ミルク中心で月額を抑える節約のコツ

1)「まとめ買い+定番化」で単価を下げる

  • 同じミルクで問題がなければ、大缶・箱買いで単価が下がりやすい
  • 頻繁な銘柄変更は、赤ちゃんが味に敏感だと飲まない原因にもなります

2)“作る量”を見直して、捨てる回数を減らす

ミルク拒否があると、つい「飲ませたい」気持ちで多めに作りがちです。でも、節約と気持ちの安定のためには少量スタートが強いです。

  • 最初は40〜60mLなど少なめに作る(飲めたら追加)
  • 「飲み始めは飲むのに途中で泣く」タイプは、後半だけ少量にするのもアリ
  • 夜間・眠い時は、最初から多めより“起点を小さく”するとロスが減りやすい

途中で泣く・飲まない原因が気になる方は、飲み始めは飲むのに途中で泣く理由も参考になります。

3)授乳の“環境”を整えて、拒否を減らす(結果的に節約)

ミルク拒否・哺乳瓶拒否は、病気だけでなく匂い・姿勢・温度・気の散りやすさなどでも起こります。拒否が減れば、当然ムダも減ります😊

  • 部屋を少し暗く・静かにする(刺激を減らす)
  • 温度を一定に近づける(熱すぎ/冷たすぎは飲まない原因になりやすい)
  • 抱き方・角度を固定して“いつもの形”を作る

まとまった対策は、ミルク拒否に効果があった対策20選に整理しています。


液体ミルクを“賢く使って”節約するコツ(併用がおすすめ)

液体ミルクは高い…でも、やめられない場面もあります。だからこそ、「使いどころ」を決めるのがコツです。

おすすめの使い分け例(粉7:液体3のイメージ)

  • 外出時だけ液体:荷物・時間・衛生面の負担が激減
  • 夜間だけ液体:眠い時間帯のストレスを軽くする
  • ミルク拒否が強い時間帯だけ液体:作り直しの“心のコスト”を減らす

特に夜間は、親の疲労が強いほど授乳がつらくなりやすいです。完ミや混合に罪悪感が出てしまうときは、完ミ・混合に罪悪感を感じるママへも、心を整えるヒントになります。


ミルク拒否・哺乳瓶拒否があるときの“節約”は、まずムダを増やさない

「飲まない」時期は、節約よりも先に赤ちゃんの安心と、親の心の安定が大切です。その上で、ムダを増やさない工夫をすると、結果としてコストも下がりやすくなります。

飲まない日の“ムダを減らす”チェックリスト

  • □ 最初の1本は少量(40〜60mL)で様子を見た
  • □ 温度は熱すぎ・冷たすぎになっていない(手首で確認)
  • □ いつもの場所・いつもの姿勢で飲ませた
  • □ 泣きが強いときは、先に落ち着かせてから始めた
  • □ 「飲ませなきゃ」と焦って圧をかけすぎていない
  • □ 体調不良(発熱・下痢・鼻づまりなど)のサインがないか見た

「焦り」が強いほど、赤ちゃんも緊張して飲みにくくなることがあります。授乳が夫婦関係のストレスに波及しそうなときは、早めに“役割の分担”や“声かけのルール”を作るのも立派な対策です。


安全面も大事:作ったミルクの扱い(捨てる基準を迷いすぎない)

節約したい気持ちは自然ですが、ミルクは衛生がとても大切です。一般的には、

  • 作ったミルクは時間がたつほど細菌が増えやすい
  • 飲み残し(口をつけた後)は、目安として早めに処分が安心

具体的な目安は商品・環境で変わるので、ミルク缶・液体ミルクの表示や自治体・医療機関の案内に従ってくださいね(ここを無理に節約すると、結果的に受診や不調で負担が増えることもあります)。


よくあるQ&A:完ミのコストと“飲まない”の不安

Q1:完ミにしたいけど、ミルク拒否が心配です…

A:ミルク拒否・哺乳瓶拒否は、味・温度・姿勢・流量(乳首サイズ)・環境刺激などが絡んで起こることが多いです。まずは原因を整理して、できる対策から1つずつで大丈夫です。ミルク拒否の原因一覧を見ながら、当てはまりそうな項目だけチェックしてみてください。

Q2:飲まないと、作ったミルクがもったいなくてつらい…

A:「もったいない」は当然の気持ちです。だからこそ、少量スタート→追加方式に切り替えるだけで、ムダとストレスが同時に減りやすいです。飲ませ方の工夫は、ミルク拒否に効果があった対策20選にもまとめています。

Q3:液体ミルクは高いけど、やめると夜が崩れそう…

A:夜間は“家計の節約”よりも“家庭の維持”が優先になる時期もあります。夜間だけ液体にして、日中は粉に寄せるだけでも月額は変わります。併用は「最適化」と考えてOKです。


【医療者コメント】医師・産婦人科看護師より🌸

完ミの費用は家計に影響しやすいですが、育児は“続けられる形”がいちばん大切です。夜間や外出で液体ミルクを取り入れるのは、手抜きではなく立派な工夫。赤ちゃんのペースに合わせて、無理のない方法を選んでくださいね。

ミルク拒否・哺乳瓶拒否には、環境要因や発達のタイミングによる「一時的な飲まない」も多く含まれます。一方で、発熱・嘔吐・下痢・ぐったり、尿が少ないなどの症状がある場合は、脱水や感染症などの可能性もあります。心配なときは、早めに医療機関へ相談してください。

育児に取り組むパパ・ママへ🌼

「飲まない」「うまくいかない日」があっても大丈夫です。
今日できる小さな工夫を1つ増やすだけでも、明日は少し楽になります。

この記事が役に立ったら、他の記事も参考にしてみてくださいね。
👉 目次:ミルク拒否ガイド【保存版】|原因・対策・哺乳瓶選び・月齢別サポートまとめ

🩺この記事の執筆・監修者

📌 執筆者:
元産婦人科看護師|第一子育児中の母
産前・産後ママたちを数多くサポート。看護師&育児経験を活かし当ブログの執筆・運営を担当🌸

📌 医療監修:
医師|第一子育児中の父
発達特性やメンタルヘルス領域が専門🌻
医学的な正確性・安全性(受診目安や表現の適切性)の確認を中心に当ブログを監修🌼  

※個別の診断・治療を提供するものではありません。必要に応じて医療機関へご相談ください。

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