ねんね飲みはいつまで?やめどきのサインと卒業の進め方

ミルク拒否の対策

ねんね飲みはいつまで?やめどきのサインと卒業の進め方

ねんね飲み(ドリームフィード)を続けていると、「いつまでやればいいの?」「やめたら夜中に起きる?」「卒業のタイミングが分からない…」と不安になりますよね。

結論から言うと、ねんね飲みに“何ヶ月まで”という決まりはありません。ただし多くの場合、離乳食が進んで日中の哺乳量(または食事量)が安定してきた頃や、夜間の睡眠がまとまってきた頃が「やめどき」になりやすいです。逆に、ミルク拒否・哺乳瓶拒否で日中の摂取量が落ちている時期は、ねんね飲みが“つなぎ”として役立つこともあります。

この記事では、0〜12ヶ月の保護者向けに、ねんね飲みはいつまで続けるのが多いか(目安)やめどきのサイン卒業の進め方やめたら飲まない・起きる時の対策まで、安心できる形でまとめます😊

ねんね飲みの基本を先に確認したい方はこちらもどうぞ。
👉 ねんね飲みとは?
👉 ねんね飲みのやり方


ねんね飲みはいつまで?目安は「必要性がなくなったら」

ねんね飲みは、ミルク拒否や哺乳瓶拒否があるとき、または夜間の授乳間隔を整えたいときに「補助」として使われます。つまり、卒業の判断は月齢よりも“目的が達成されているか”で考えるのがいちばん分かりやすいです。

ねんね飲みを続ける主な目的

  • 日中に飲まない(ミルク拒否・哺乳瓶拒否)ので、夜に哺乳量を補う
  • 夜間の空腹で起きる回数を減らしたい
  • 授乳間隔が短くなりすぎるのを整えたい

この目的が薄れてきたら、ねんね飲みは「やめどき」に近づいています。

哺乳瓶拒否が続く期間・ピークが不安な場合は、こちらも参考になります。
哺乳瓶拒否はいつまで続く?ピークの月齢は何ヶ月?


【月齢別】ねんね飲みの卒業が多い時期(表)

個人差は大きい前提で、「卒業が増えやすいタイミング」を月齢別に整理します。

月齢 ねんね飲みを続ける子が多い理由 卒業が増えやすい理由 親が意識したいポイント
0〜2ヶ月 睡眠と授乳が細切れで、自然に眠いまま飲むことが多い 卒業というより「生活が整うまでの時期」 回数より体重増加・尿量を優先
3〜4ヶ月 夜のまとまりが出て、ねんね飲みが成功しやすい 夜間の睡眠が安定すると不要になる子も 「足し算」ではなく補助として使う
5〜6ヶ月 遊び飲みや哺乳瓶拒否で日中の量が落ちることがある 離乳食開始で栄養の取り方が変化 昼の摂取を整える方が根本解決
7〜9ヶ月 離乳食+ミルクのバランスが難しい時期 食事量が安定してくると卒業しやすい 夜の起き方(空腹か習慣か)を見極める
10〜12ヶ月 習慣化している場合がある 食事中心になり、夜間の哺乳が不要になりやすい 段階的に減らすとスムーズ

離乳食開始後にミルク拒否が増えた場合は、こちらも関連します。
【5~6ヶ月】離乳食開始後のミルク拒否と対処


やめどきのサイン7つ|「卒業しても大丈夫」な目安

ねんね飲みをやめるか迷ったら、次のサインをチェックしてください。すべて当てはまる必要はありませんが、3つ以上当てはまるなら「卒業の準備ができている」可能性が高いです。

  • ✅ 日中の哺乳量(または離乳食量)が安定してきた
  • ✅ 体重増加が大きく問題ない(成長曲線に沿っている)
  • ✅ 夜間に起きても、ミルク以外で再入眠できることが増えた
  • ✅ ねんね飲みをすると逆に起きる(成功率が下がってきた)
  • ✅ ねんね飲み後の吐き戻し・むせが増えてきた
  • ✅ 寝かしつけや睡眠リズムが乱れる(親の負担が増える)
  • ✅ “足さないと不安”ではなく、“不要になったかも”と思える

成長曲線とミルク量の考え方が不安な方は、こちらが安心材料になります。
成長曲線(体重曲線)とミルク量の関係


ねんね飲みの卒業の進め方|いきなりやめない「3ステップ」

ねんね飲みが習慣化している場合、急にやめると親子ともにストレスになりやすいです。おすすめは「少しずつ減らす」やり方です。

ステップ1:まずは“回数”ではなく“量”を減らす

いきなりゼロにせず、まずはねんね飲みの量を少し減らすのが安全です。例えば、普段200mlなら150ml、150mlなら100ml…というように、段階的に。

ステップ2:成功しにくい日(起きる日)は“撤退”を増やす

ねんね飲みをすると起きる、嫌がる、むせる…という日は「今日は無し」にします。“やらない日”を増やすのが卒業の準備になります。

ステップ3:時間帯をずらす or 目的を別の方法で置き換える

夜の空腹対策が目的なら、ねんね飲みの代わりに日中の摂取を整えるほうが根本的です。例えば、飲むタイミングを変える、授乳環境を整える、ルーティンを作るなど。

日中の飲まない対策が必要な場合はこちらも。
混合育児で昼だけ飲まないときの解決策
ミルク前のルーティン作り(赤ちゃんを落ち着かせる方法)


卒業後に「夜起きる・飲まない」が出たら?原因別の対策

ねんね飲みを減らした直後に夜起きることが増えると、「やめるの早かった?」と不安になります。ですが、夜の覚醒は空腹以外でも起こります。原因を分けて考えると対策が取りやすいです。

① 空腹が原因っぽい(泣きが強い・飲むとすぐ寝る)

  • 日中の総量を見直す(回数・時間帯・環境)
  • いったん“少量のねんね飲み”に戻してもOK(完全撤退にこだわらない)

② 習慣・入眠の癖が原因っぽい(飲んでも長くは寝ない)

  • まず抱っこ・トントンなど別の再入眠手段を固定する
  • 夜の刺激(光・音・声かけ)を最小限にする

③ 体調・不快感が原因っぽい(鼻づまり・咳・便秘・吐き戻し)

  • 授乳テクより体調ケアを優先
  • 尿量・元気・発熱などがあれば受診も検討

「ミルク拒否で何を優先すべきか」迷ったら、こちらが道しるべになります。
ミルク拒否の原因一覧


ねんね飲みの後はげっぷ必要?卒業期こそ“サインで判断”

卒業期は、ねんね飲みの量や頻度を調整するので、吐き戻しや苦しさが出やすい子もいます。げっぷは必須ではない一方で、必要な子には大きな助けになります。

  • げっぷを検討:吐き戻しが増える、飲んだあと唸る、モゾモゾして起きる
  • 無理にしない:飲んだあとスッと眠れる、抱き上げると起きやすい

判断のコツはこちら。
ねんね飲みの後はげっぷ必要?


やめどきにやりがちなNG対応(卒業が遠のく行動)

ねんね飲みをやめたい気持ちが強いほど、つい焦ってしまいがちです。次は“やりがち”なので、避けられると卒業がスムーズになります。

  • ❌ 眠りが浅いのに無理に哺乳瓶を入れる(覚醒→哺乳瓶拒否につながりやすい)
  • ❌ 飲まないのに長時間粘る(授乳ストレスが増える)
  • ❌ 1日単位で一喜一憂する(週単位で見るほうが実態に近い)

NG対応の全体像は、こちらでも整理しています。
ミルク拒否中にやってはいけないNG対応


受診の目安|卒業より先に「体調チェック」が必要なサイン

ねんね飲みを減らす・やめる以前に、体調の問題が隠れていることもあります。次のサインがある場合は、自己判断で頑張りすぎず医療機関へ相談してください。

  • おしっこが明らかに少ない、半日以上ほとんど出ない
  • ぐったりして反応が弱い、哺乳量が急に落ちた
  • 嘔吐が続く、下痢が強い、発熱がある
  • 体重増加が止まっている/減っている

こちらも合わせて。
ミルク拒否で受診すべき症状
脱水症状の見分け方


よくあるQ&A

Q. ねんね飲みはいつまで続けても大丈夫?

A. 安全面に配慮できていて、赤ちゃんの体重増加や生活リズムに問題がなければ、一定期間続けること自体が直ちに悪いわけではありません。ただ、ねんね飲みが「ないと寝ない」「毎晩必須」になって親の負担が大きい場合は、段階的卒業が現実的です。

Q. 卒業したいのに、やめると夜泣きが増える…

A. 卒業直後は一時的に増えることがあります。空腹だけでなく、睡眠の変化、習慣、体調など複数の要因があるので、量を減らす→やらない日を増やすの順で戻しながら調整して大丈夫です。

Q. ねんね飲みをやめたらミルク拒否が悪化しない?

A. 日中のミルク拒否・哺乳瓶拒否が強い場合は、ねんね飲みが「総量を守るための保険」になることもあります。卒業の前に、日中に飲める工夫(環境、温度、角度、ルーティンなど)を増やすと安心です。


【医療者コメント】医師・産婦人科看護師より🌸

ねんね飲みは、ミルク拒否や哺乳瓶拒否がある時期の“つなぎ”として、親子の負担を軽くしてくれることがあります。ただし、卒業は「頑張ってやめる」ではなく、赤ちゃんのサインに合わせて自然に減らしていくほうがスムーズです。できた日よりも「困った時に戻れる安心感」を大切にしてくださいね。

授乳方法の工夫より優先すべきなのは、脱水や体重増加不良などの医学的リスクがないかの確認です。ねんね飲みを減らして哺乳量が保てない、尿量が減る、ぐったりするなどがあれば、早めに医療機関に相談しましょう。


育児に取り組むパパ・ママへ🌼

「いつまで?」の悩みは、それだけ日々丁寧に向き合っている証拠です。
少しずつで大丈夫。親子に合うペースで“卒業”を進めていきましょう😊

この記事が役に立ったら、他の記事も参考にしてみてくださいね。
👉 目次:ミルク拒否ガイド【保存版】|原因・対策・哺乳瓶選び・月齢別サポートまとめ

🩺この記事の執筆・監修者

📌 執筆者:
元産婦人科看護師|第一子育児中の母
産前・産後ママたちを数多くサポート。看護師&育児経験を活かし当ブログの執筆・運営を担当🌸

📌 医療監修:
医師|第一子育児中の父
発達特性やメンタルヘルス領域が専門🌻
医学的な正確性・安全性(受診目安や表現の適切性)の確認を中心に当ブログを監修🌼  

※個別の診断・治療を提供するものではありません。必要に応じて医療機関へご相談ください。

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